期間 | 2022-2024年度 |
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研究代表者 | 鈴木 啓之(東京大学) |
AA研所員 | 後藤 絵美 |
共同研究員 | 今野 泰三,臼杵 陽,江﨑 智絵,金城 美幸,児玉 恵美,菅瀬 晶子,高橋 宗瑠,立山 良司,田浪 亜央江,鶴見 太郎,南部 真喜子,錦田 愛子,浜中 新吾,細田 和江,役重 善洋,山本 健介 |
パレスチナ/イスラエルにおける和平交渉の停滞は、当事者の交渉姿勢の問題、または交渉枠組みそのものの課題によって説明されてきた。本研究では、オスロ合意(1993年)から30年を迎え、境界線の画定やエルサレムの帰属、難民の帰還権に代表される重要課題(最終的地位)が、オスロ合意後にどのような変容を遂げたのか、また当時は想定されていなかったものの、何が新たな課題として浮かび上がっているのかを示し、これによって和平交渉停滞の要因を複合的に明らかにする。