共同研究

基幹研究「「記憶」のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」は、そのメンバーが関与する次の4つのプロジェクト(AA研の共同利用・共同研究課題)を通じて、フィールド・アーカイビング、イスラームと共生の諸問題に取り組みます。

2023年度に進行中の課題
共同利用・共同研究課題 期間 研究代表者
カイロ歴史地区の文化遺産アーカイビングと研究・教育実践 2023-2025年度 熊倉和歌子
(慶應義塾大学)
接続する海としての地中海 2022-2024年度 篠田知暁(AA研)
パレスチナ/イスラエル紛争の変容:最終的地位と新たな課題 2022-2024年度 鈴木啓之
(東京大学)
イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2) 2021-2023年度 渡部良子
(東京大学)
終了した共同利用・共同研究課題
共同利用・共同研究課題 期間 研究代表者
中東・イスラームの歴史と歴史空間の可視化分析―デジタル化時代の学知の共有をめざして 2020-2022年度 熊倉和歌子(AA研)
現代ムスリム知識人の変容と交流 2020-2022年度 高尾賢一郎(AA研ジュニアフェロー)
東南アジアにおけるイスラーム主義と社会・文化要因の相互作用に関する学際的研究―トランスナショナルなネットワークと現地の応答 2020-2022年度 富沢寿勇
(静岡県立大学)
近代中央ユーラシアにおける歴史叙述と過去の参照 2019-2021年度 野田仁(AA研)
現代アラブ君主制における正統性原理の変容と再興―イスラーム主義との相克 2019-2021年度 石黒大岳
(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として 2018-2020年度 渡部良子
(東京大学)
オスマン文書史料の基礎的研究 2017-2019年度 髙松洋一(AA研)
東南アジアのイスラームと文化多様性に関する学際的研究(第三期)― 紛争と共存のダイナミクス 2017-2019年度 富沢寿勇
(静岡県立大学)
イスラームに基づく経済活動・行為(第二期) 2016-2018年度 福島康博(AA研)
中東社会における宗教宗派的・政治社会的少数派に関する研究 2016-2018年度 近藤洋平(AA研)
近世イスラーム国家と周辺世界 2014-2016年度 近藤信彰(AA研)
シティズンシップと政治参加 ―移民/難民によるコミュニティ形成と社会福祉への影響の比較研究― 2014-2016年度 錦田愛子(AA研)
東南アジアのイスラームと文化多様性に関する学際的研究(第二期) 2014-2016年度 富沢寿勇
(静岡県立大学)
イスラームに基づく経済活動・行為 2013-2015年度 福島康博(AA研)
中東都市社会における人間移動と多民族・多宗派の共存(第2期) 2013-2015年度 黒木英充(AA研)
東南アジアのイスラームと文化多様性に関する学際的研究 2011-2013年度 床呂郁哉(AA研)
近世イスラーム国家と多元的社会 2011-2013年度 近藤信彰(AA研)
移民/難民のシティズンシップ ―国家からの包摂と排除をめぐる制度と実践― 2011-2013年度 錦田愛子(AA研)
中東都市社会における人間移動と多民族・多宗派の共存 2010-2012年度 黒木英充(AA研)

このうち「中東都市社会」「中東の少数派」「現代アラブ君主制」「接続する海」、「東南アジアのイスラーム」「東南アジアのイスラーム主義」は、それぞれベイルートコタキナバルの海外拠点において実施する国際共同研究のプロジェクトです。
また、「中東都市社会」には、サブプロジェクトとして中東の4都市(ベイルート、アレッポ、イスタンブル、テヘラン)を対象とした「中東都市多層ベースマップシステム」の構築が付属しています。
詳しくは各プロジェクトのページをご覧ください。

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